様々な活動を通じて、被災者への激励のメッセージは形として届いたと思う。被災者の多くから感謝の言葉を直接いただき、活動に携わった生徒達は自分たちの活動に誇りを感じ、自尊感情や佐用町への愛着心は向上した。
また、災害直後に本校生徒が真っ先にボランティアに取り組んだ事は、被災者の心に響き、一気に佐用高校生と地域住民との距離が近づいた。
昨年度本校の野球部は全国高校野球兵庫県予選会において、地元の住民の大声援を受けて創部初のベスト16に進出する快挙を成し遂げた。これも、まさしく地域と高校生が一体となれた証であり、地域力の結びつきを強固なものとした。
さらに、防災紙芝居は継続した活動こそはできなかったが、小学生に災害に対しての備えの大切さを伝えるよいきっかけとなった。また、生徒達もこの活動を通じて大きく成長した。 |