「1クラスの児童を対象にした1年間にわたるプログラム」と「多人数の児童に対する
2時間で学ぶことができるプログラム」の2種類を提案することで、学校の実情に即した
プログラムが選択できるように配慮した。
「1クラス・1年間」のプログラムは、被災者体験談を聞き教材を解くことによって、
災害・防災への興味を喚起し、その後、土地の被災者へのインタビュー、防災に関する調
べ学習、学芸会への防災劇上演、防災マップづくり、防災手帳づくりへと発展させた。
「多人数・2時間」のプログラムは、1時間目に地震の概要と被災者体験談を聞いた後、
2時間目に屋台形式の体験学習を行うことで防災の知恵を身につける。その後の総合的学
習の時間で、被災者体験談を基に作成した教材を解くことによって知識の定着化を図った。
|