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ホーム > 2005年度実践団体の報告「高知県立高知東高等学校」> プラン効果のメリット

2005年度実践団体の報告〜プランの効果メリット

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高知県立高知東高等学校  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 学習の内容 | プランの効果メリット | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

参加者の声
実施後、教職員を対象にアンケートを実施した。(以下、抜粋)
○あなたは、今回の訓練の自分の役割を理解して、行動できましたか?
  1.できた(4.8%) 2.おおむねできた(76.2%)
  3.あまりできなかった(19.0%) 4.できなかった(0%)
○生徒は、真剣に訓練に参加をしていたと思いますか?
  1.よく参加していた(0%) 2.だいたい参加していた(81.0%)
  3.あまり参加していなかった(19.0%) 4.全く参加していなかった(0%)
○「実施上の問題点・課題・疑問点」「学校の防災(減災)をすすめていく上で最も重要な取り組み」について、多くの意見が寄せられた。
感想・反省・課題 ○情報収集の集約に手間取り、人的配置、避難経路の決定までに時間がかかった。
○「的確な指示」が必要である。
○訓練のためか、真剣さを欠いた面もある。(非常ベルのボタンをどさくさに紛れて押す。余震に備えて、頭をカバンで隠して避難ができていない等)
○訓練で明らかとなった、今後改善すべき点
▲救護所の早期設置
▲救急医療班メンバーの固定(養護教諭・事務職員・看護科教員・実習助手)
                ・・・・救護所を設定したら、ただちに向かわせる。
▲救護係(負傷者の搬出)は、自主的に手を挙げた者が、必要な場所に先発して行く。
▲教職員一人一人がどの係になっても良いように、役割を熟知しておく。管理職が人的配置を詳細に決めるには無理がある(時間がかかりすぎる)。自主申告方式が早いと思われる(同時に点呼も行う)。
▲避難場所本部や情報収集係は早く決定し、準備に当たる体制をとる。
▲災害に備えての準備物(災害対策本部用、職員室に)を箱に入れて備えておく。
 ・校内配置図・校舎見取り図(模造紙大)・色マジック
 ・生徒名簿 ・教職員名簿
 ・ハンドマイク  ・携帯ラジオ
 ・記録用紙(ノート)
▲「訓練」の実施要項については、詳細な説明と意思統一が必要である。
今後の予定 [来年度以降の進め方]
○今回の教訓を活かして、様々な場面を想定して実施する。
○年2回の実施を検討する。(4月は火災を想定した総合訓練、
12月は地震を想定した訓練)

[是非実施してみたい取り組み]
○様々な場面における訓練
 ・ホームルーム中
 ・授業中
 ・休み時間(移動時間・昼休み)
 ・清掃中
 ・放課後(部活動中)
 ・集会(行事)中
 ・登下校中